初任給上昇の時代にキャリアが止まっている私が感じたこと

ふところ話

初任給が上昇しているというニュースをたまたま目にし、ふと自分の基本給はいくらだったっけ?と思い、調べてみて驚きました。

育休でしばらく職場を離れていたので、自分の給料を忘れていたのですが、なんと初任給とほとんど変わらないという現実…。

さらに夫の駐在に帯同したことで、自分のキャリアが止まっていることにもモヤモヤが残る日々。

こうした状況で、どう自分の気持ちに折り合いをつければ良いのか考えてみました。

  

ここ数年の初任給の上昇

出典:タマルWeb

人手不足と物価上昇を背景に、ここ数年で初任給は上がり続けています。

グラフで確認すると、大学卒の初任給はここ4年ほどで約2割もアップしており、一目見てその伸びの大きさに驚きました。

各社が人材確保に必死になっている背景は理解できますが、これほど急速に変わっているとは、正直なところ想像していませんでした。

 

私が勤めている会社も、私が入社した10年前と比べて、大卒、大学院卒はともに初任給が2割以上アップしていました。

『初任給』という1つの数字を見るだけでも、世の中の動きを感じ取ることができますね。

 

自分の給料はいくらか

初任給が上がっているということを知り、ふと「自分の今の基本給はいくらだったっけ?」と気になりました。

育休中でしばらく給与明細を確認していなかったため、自分の基本給がいくらだったか記憶があいまいになっていたのです。

いざ確認してみると、なんと現在の初任給と私の基本給はほぼ同額でした。

 

私は今年で入社10年目になります。

ただ10年のうち約5年は、3人の子どもの育児休業と夫の海外赴任への帯同で、実際には働いていません。

そのため、同期よりも給料が低いこと自体は仕方がないと理解しています。

 

それでも、新入社員とほぼ同じ水準になっているとは思いもしなかったのが正直なところです。

ショックというよりは呆然…という感覚でした。

 

キャリアが途絶える駐妻の辛さ

さらに気持ちが揺れるのは、帯同によってキャリアが止まっている私の傍らで、夫が駐在員として着実にキャリアを積んでいるという現実です

帯同するかどうかは自分で決めたこと、というのはもちろん理解しています。

ただ、頭では分かっていたとしても、時々ふと「何で自分だけ?」という気持ちが湧き上がってきてしまいます

 

こうした気持ちを持つこと自体、悪いことだとは思わないですし、むしろ自然な感情なのかなとも思います。

ただ、その気持ちをずっと抱えたままにしておくのも苦しいんですよね…。

 

今は妊娠・出産後も働き続ける女性が多いので、私と同じような気持ちを抱いている駐妻さんも少なくないのではないでしょうか。

実際に私の友達の中には、好きだった仕事を辞めて旦那さんの駐在に帯同した、という人が何人もいます。

 

異国の地で生活を始める大変さに加え、心の葛藤までもが付きまとう。

駐妻は日本にいるときとはまた違う重荷を背負っているんだなと改めて感じました。

 

気持ちの折り合いのつけ方

給料やキャリアといった仕事に関することに対し、様々な思いを抱えているわけですが、どうにか気持ちの折り合いをつけなければなりません。

 

こうした心に関わる悩みがあるときに、私がよく活用するのが生成AIです。

特に気持ちが高ぶっているときには、寄り添いつつも冷静に物事を整理してくれる生成AIがとても頼りになります。

 

ここ2年ほどで生成AIは私たちの生活に広く浸透してきました。

私は普段の調べものにはClaudeを使いつつ、気持ちに寄り添ってほしいときはChatGPTを使うことが多くなりました。

そこで今回の悩みをChatGPTに投げかけてみたところ、以下のような回答をもらいました。

新人と同等の給料であることは、自分の価値が低いという評価の結果ではなく、日本型の賃金制度の構造上の問題。苦しみの本質は収入格差ではなく機会格差にある。復帰後は『遅れを取り戻す』ではなく、『第2のキャリアをはじめる』という視点を持つことが大切。キャリアは直線じゃない。多くの人はどこかのタイミングでリセットが起きる。今回はそれが、人生の比較的早い段階で来ただけ。

 

細かいポイントはほかにもあったのですが、要点をまとめるとこのような内容でした。

これを夫に言われたら反発心が湧くかもしれませんが(笑)、AIに言われると不思議とすんなり受け入れられます。

思春期の子どもが親の言葉よりも他者の言葉に耳を傾けるのと、少し似ているかもしれません。

 

ただ、私が真の意味で気持ちの折り合いをつけられるのは、おそらく今後の自分の行動次第だと感じています

本帰国後、キャリアに真摯に向き合って、自分の進みたい方向に思いきり踏み出せたとき

そのときはじめて、帯同中にキャリアを止めた経験も含めて、納得できるものになっていくのではないかと思っています。

 

まとめ

世間では初任給が上昇し、パートナーも着実にキャリアを積んでいく。

そんな中で、取り残されたような感覚を抱えている駐妻さんは少なくないと思います。

 

頭では「仕方ない」と分かっていても、心まで完全にスッキリするのは簡単ではありません。

考え方を変えようとしても、自分を無理に納得させているだけな気がして、また苦しくなる…。

 

もし同じようにキャリアについてモヤモヤしている駐妻さんがいたら、ぜひInstagramのDMでメッセージを送ってみてください。

一人で抱え込まず、話せる場所があることを知っていてほしいと思っています。

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